こんにちは
ボイストレーナーの馬場明成です。
歌声が気持ちよくでたらそれだけで人生楽しめそうですよね。
的確に声の状態、発声の癖を見極める力がボイストレーナーには必要だと思っています。
うまくならないのは、先生のせい!くらいに思ってレッスンうけたほうがいいと思います。
技術的にももちろんそうなのですが、最近注目しているのは、歌う時やレッスンを受けているときのメンタルです。
なにか一番欲しいものを手に入れたときの感情、ワクワクしてご機嫌な日、そんな気持ちで声を出していきましょう。とアドバイスをすることがあるのですが、けっこう効果的なんです。
もちろんレッスンでは、声帯についてや、息の量やスピード、のどの位置、べろの位置などの理論的な説明や、リズム、ハーモニーなどのレッスンを行いますが、
結局は、悩みながらは歌えないのです。バンドの音をよく聞いて、歌詞の意味を感じて、歌うことがとても重要です。それでも、どうしても声がうまくいかないところにたいして、適切にシンプルにエクササイズをいれてあげるだけで、歌がどんどんうまくなっていきます。
プロが素晴らしく歌っているときに、このくらい口をあけようかな、息はこんなかんじで、おなかをこう使って、などは一切考えていないと思います。
真面目なタイプの方は、ものすごく考えながら歌ってしまうので、実はそれが原因で声がだしづらくなっている場合もあるので、一旦しゃべりで大きな声を出す練習をしてから、歌声にしていくレッスンなどが有効です。
何事もシンプルイズベスト、うまくいくことは、大抵シンプルにうまくいきますね。